・館石万里『学校の先生とパソコン』サイビズ　１８００円

結構面白いです。

実は，某校長さんの紹介で取材をうけ，「学校の先生」の一人の中に
私も入っているんです。　(^^ゞ

だから・・・というわけでもないですが，
この本の意図が面白い・・・少しだけ紹介します。
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　デジタル化の嵐が吹きまくっている。一般企業に勤める中間管理職の
　中高年の人々は，パソコンが使えなければ会社を辞めろとばかりの，
　冷たい視線に耐えかね，密かにパソコンを買い込み，
　わけのわからない呪文のような言葉が羅列されたマニュアルを抱え
　途方に暮れている・・・
　私も何を隠そうその一人。とんでもない時代に生まれたことを悔やみ・・・
　が，そこで思った。じゃ，子ども達にそれを教えるのは先生なのだから
　先生はパソコンができるのだ。・・・教師がみんなファミコン育ちの
　２０代ばかりではないだろう。・・・数学や機械にめっぽう弱い文系も
　いるはずだ。学校の先生は，パソコンとどうつきあっているのだろう。
　・・・（まえがきより）

　取材中「オフレコ」が非常に多かった。でも，この「オフレコ」の中にこそ
　教師達のいいたい事があったような気がする。・・・（あとがきより）
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幼稚園から高校・特殊教育学校まで１９人の先生が紹介されていますが，
障害児教育についても，結構関係している先生もいます。

取材をうけたとき，「売れるんですかねぇ・・・」と言った覚えがあるのですが
自分が出ているかどうかは別にしても，(^^ゞ
パソコンにのめり込んでしまった人・のめり込みそうな人・
逆に反発している人等々，結構，興味深く読めるのではないかと思いました。
（ＩＳＢＮ４-９１６０８９ー０６ー５　Ｃ２０３７　Ｐ１８００Ｅ）